ドイツも危険!?テロの恐怖。旅行は行くべき!? [ニュース]
ドイツ・ミュンヘンで22日に銃乱射事件が発生。25人の死傷者を出した。
目撃した女性によると、犯人は「店内で食べていた子供たちの顔に向けて発砲した。子供たちは逃げることもできなかった」という。
子供の顔をに発砲など考えられない行動に衝撃だ。 犯人の犯行動機や詳細は不明だが、オバマ大統領は「明白なテロ」と強く非難。
比較的安全といわれてきたドイツでもテロの危険性が増してきたように思う。
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大型連休を前に旅行先としても避ける人が増えるのはさけられないか。 ドイツ旅行を計画していた人は練り直す人も多いのでは?
当然、旅行先でテロにあう確立は低いだろう。 宝くじに当たる確立の方が高いかもしれないが「万が一」を考えてしまうとせっかくの旅行が楽しめなくなるのではないか。
個人的には、今は無理して旅行先をヨーロッパにしなくともいい気はしている。
安全神話が崩れつつあるドイツにも注意が必要だろう。
<ドイツはテロが発生しなかった?>
過去には大規模なテロがヨーロッパ各地で発生していた。
ベルギーでは首都ブリュッセルの国際空港と欧州連合(EU)本部に近い地下鉄マルベーク駅内で爆発があり、空港と地下鉄で計31人が死亡、約270人が負傷する大規模テロが発生している。
2015年11月にはパリ同時多発テロ事件が発生。 死者130名、負傷者300名以上を生んだ。
ベルギーは「テロの温床」といわれている
関連記事「テロリストの温床とは」
http://good--influence.blog.so-net.ne.jp/2015-11-22
フランスでもテロが多い理由
http://good--influence.blog.so-net.ne.jp/2015-11-15
ヨーロッパ全土でテロが多発しているが、ドイツではあまり聞かないの何故か?
なぜなのか?
テロ問題専門家曰く、「ドイツでは1960年、70年代、トルコから多数の移民が殺到したが、彼らはドイツ社会へ統合していった。フランスやベルギーでは北アフリカ・中東からアラブ系移民が流入したが、彼らは欧州社会に統合せずにゲットーを築いていった」という。
http://members2.jcom.home.ne.jp/true.or.isd-mac56/...
フランスは第二次世界大戦前から植民地支配範囲を広げ、その支配国は北アフリカを中心に中東のシリアまでも植民地化していた。
そして第二次世界大戦後にフランスと植民地国とで独立阻止戦争の泥沼に入り込んでいった。特にアルジェリアでは執拗に戦い、根深い恨みをかった。
そして戦後フランスは植民地に対する謝罪の一環として、旧植民地諸国からの移民を大量に受け入れる事になった為アラブ系の移民が多いのである。
アラブ系の移民は大部分がイスラム教徒であり、不本意ではあるがイスラム過激派とつながりも懸念されるところだ。
つまりトルコ系移民の多いドイツ社会と、北アフリカ・中東のアラブ系移民が多いフランス、ベルギーでは移民の社会統合度で明らかに違う。
*社会統合度・・・非統合的な状態にある社会内の個々の集合体ないしは個人が,相互的に適応することにより,単一の集合体として統合されていく過程をいう。この過程において,社会はより分散的な状態からより結合的,団結的な状態に転化していく。
トルコ人は多く人ががイスラム教徒だが、キリスト教とも共存が出来ると言われている。 文化や宗教がちがうが、1つにまとまれるか?の度合いである。
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<差別がテロを産む!?>
フランスの失業率は10%を超えている。 特に移民の失業率は16.1%と高く、非移民は8.5%と比べ倍近い。更に移民の中でも格差が大きく、アフリカ系は20%を超えているがヨーロッパ系は8%程度である。
対するドイツの失業率は5.0%しかなく、しかも移民も非移民もほぼ同じ失業率となっている。
また、フランスではイスラム教徒とその子供たちは就職を差別されて貧困状態に置かれ、嫌われ排斥されているという背景がある。
フランス政府はイスラム教徒の女性が着用するブルカという伝統衣装を2011年4月から公立学校、公立病院など禁止。さらに病院で患者が性別によって医師を選択してはならないとしている。
イスラム教の女性は肉親以外の男性に肌を見せてはいけないという教えがあるのだ。差別的・排他的な政策により移民2~3世代にわたり不満がある。と言われている。
さらにドイツは米国国家安全保障局(NSA)との情報交換の恩恵を受け、これまで、テロを事前に防止してきた。
独週刊誌シュピーゲル誌(2013年6月17日号)は、「イスラム過激派が2006年、ドイツ国内で大規模なテロを計画していたが、NSAから関連情報を事前に入手した独連邦情報局(BND)はテロ容疑者を拘束し、テロを未然に防止したことがある」と紹介している。
<安全神話も崩壊か?ドイツ国内でテロ>
続けざまに起きたドイツでの事件
(以下引用)
2016年7月18日
ドイツ南部で17歳の少年が列車の中でおのとナイフで乗客を襲い、4人が重軽傷を負いました。少年は難民として移住したばかりだったといいます。
地元メディアによりますと、18日夜、ドイツ南部ビュルツブルクの列車内で、アフガニスタン人の17歳の少年がおのとナイフで乗客を切り付けました。3人が重傷、1人が軽傷です。容疑者の少年は警察によって射殺されました。少年は両親と離れてドイツに移り、里親と暮らし始めたばかりでした。犯行の時、少年がアラビア語で「神は偉大なり」と叫んだという目撃者の情報もあり、警察はテロの可能性も視野に調べています。
後にイスラム国が犯行声明をだした。
そして今回銃乱射事件の現場となったミュンヘンは,ドイツ国内では1,2を争う治安の良い州と言われていたが残念だ。
デメジエール内相は、「(テロ)攻撃を常に防げるという保証は残念ながらない」と発言。
これからテロの被害が増えることが懸念される。
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目撃した女性によると、犯人は「店内で食べていた子供たちの顔に向けて発砲した。子供たちは逃げることもできなかった」という。
子供の顔をに発砲など考えられない行動に衝撃だ。 犯人の犯行動機や詳細は不明だが、オバマ大統領は「明白なテロ」と強く非難。
比較的安全といわれてきたドイツでもテロの危険性が増してきたように思う。
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大型連休を前に旅行先としても避ける人が増えるのはさけられないか。 ドイツ旅行を計画していた人は練り直す人も多いのでは?
当然、旅行先でテロにあう確立は低いだろう。 宝くじに当たる確立の方が高いかもしれないが「万が一」を考えてしまうとせっかくの旅行が楽しめなくなるのではないか。
個人的には、今は無理して旅行先をヨーロッパにしなくともいい気はしている。
安全神話が崩れつつあるドイツにも注意が必要だろう。
<ドイツはテロが発生しなかった?>
過去には大規模なテロがヨーロッパ各地で発生していた。
ベルギーでは首都ブリュッセルの国際空港と欧州連合(EU)本部に近い地下鉄マルベーク駅内で爆発があり、空港と地下鉄で計31人が死亡、約270人が負傷する大規模テロが発生している。
2015年11月にはパリ同時多発テロ事件が発生。 死者130名、負傷者300名以上を生んだ。
ベルギーは「テロの温床」といわれている
関連記事「テロリストの温床とは」
http://good--influence.blog.so-net.ne.jp/2015-11-22
フランスでもテロが多い理由
http://good--influence.blog.so-net.ne.jp/2015-11-15
ヨーロッパ全土でテロが多発しているが、ドイツではあまり聞かないの何故か?
なぜなのか?
テロ問題専門家曰く、「ドイツでは1960年、70年代、トルコから多数の移民が殺到したが、彼らはドイツ社会へ統合していった。フランスやベルギーでは北アフリカ・中東からアラブ系移民が流入したが、彼らは欧州社会に統合せずにゲットーを築いていった」という。
http://members2.jcom.home.ne.jp/true.or.isd-mac56/...
フランスは第二次世界大戦前から植民地支配範囲を広げ、その支配国は北アフリカを中心に中東のシリアまでも植民地化していた。
そして第二次世界大戦後にフランスと植民地国とで独立阻止戦争の泥沼に入り込んでいった。特にアルジェリアでは執拗に戦い、根深い恨みをかった。
そして戦後フランスは植民地に対する謝罪の一環として、旧植民地諸国からの移民を大量に受け入れる事になった為アラブ系の移民が多いのである。
アラブ系の移民は大部分がイスラム教徒であり、不本意ではあるがイスラム過激派とつながりも懸念されるところだ。
つまりトルコ系移民の多いドイツ社会と、北アフリカ・中東のアラブ系移民が多いフランス、ベルギーでは移民の社会統合度で明らかに違う。
*社会統合度・・・非統合的な状態にある社会内の個々の集合体ないしは個人が,相互的に適応することにより,単一の集合体として統合されていく過程をいう。この過程において,社会はより分散的な状態からより結合的,団結的な状態に転化していく。
トルコ人は多く人ががイスラム教徒だが、キリスト教とも共存が出来ると言われている。 文化や宗教がちがうが、1つにまとまれるか?の度合いである。
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<差別がテロを産む!?>
フランスの失業率は10%を超えている。 特に移民の失業率は16.1%と高く、非移民は8.5%と比べ倍近い。更に移民の中でも格差が大きく、アフリカ系は20%を超えているがヨーロッパ系は8%程度である。
対するドイツの失業率は5.0%しかなく、しかも移民も非移民もほぼ同じ失業率となっている。
また、フランスではイスラム教徒とその子供たちは就職を差別されて貧困状態に置かれ、嫌われ排斥されているという背景がある。
フランス政府はイスラム教徒の女性が着用するブルカという伝統衣装を2011年4月から公立学校、公立病院など禁止。さらに病院で患者が性別によって医師を選択してはならないとしている。
イスラム教の女性は肉親以外の男性に肌を見せてはいけないという教えがあるのだ。差別的・排他的な政策により移民2~3世代にわたり不満がある。と言われている。
さらにドイツは米国国家安全保障局(NSA)との情報交換の恩恵を受け、これまで、テロを事前に防止してきた。
独週刊誌シュピーゲル誌(2013年6月17日号)は、「イスラム過激派が2006年、ドイツ国内で大規模なテロを計画していたが、NSAから関連情報を事前に入手した独連邦情報局(BND)はテロ容疑者を拘束し、テロを未然に防止したことがある」と紹介している。
<安全神話も崩壊か?ドイツ国内でテロ>
続けざまに起きたドイツでの事件
(以下引用)
2016年7月18日
ドイツ南部で17歳の少年が列車の中でおのとナイフで乗客を襲い、4人が重軽傷を負いました。少年は難民として移住したばかりだったといいます。
地元メディアによりますと、18日夜、ドイツ南部ビュルツブルクの列車内で、アフガニスタン人の17歳の少年がおのとナイフで乗客を切り付けました。3人が重傷、1人が軽傷です。容疑者の少年は警察によって射殺されました。少年は両親と離れてドイツに移り、里親と暮らし始めたばかりでした。犯行の時、少年がアラビア語で「神は偉大なり」と叫んだという目撃者の情報もあり、警察はテロの可能性も視野に調べています。
後にイスラム国が犯行声明をだした。
そして今回銃乱射事件の現場となったミュンヘンは,ドイツ国内では1,2を争う治安の良い州と言われていたが残念だ。
デメジエール内相は、「(テロ)攻撃を常に防げるという保証は残念ながらない」と発言。
これからテロの被害が増えることが懸念される。
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