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三菱自動車「誠実に対応」はどこまで? 燃費データの改ざん。走行距離分だけでは済まないでしょ。 [ニュース]

三菱自動車工業は去年3月期の決算は、売上高が2兆1800億円余り、期間中のもうけを示す営業利益が1300億円余りとなっていた。 堅調な売上をみせる中、残念なニュースが入ってきた。


燃費試験データを改ざん問題。 「またか!」という言葉がネット上に並ぶ。 ここまで改善されないと消費者も「仏の顔も3度まで」だ。  本気でノウハウや仕組みの変革ではなく、働いている人の「心の在り方」も変えないと。 不信感だね 


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三菱自動車は平成12年、内部告発からの国の立ち入り検査を受け、1万件を超えるクレーム情報を隠していたことや、4件のリコールを国に届け出ず、ひそかに車を改修していたことが発覚した。

当時の社長は責任とっての辞任と元副社長らは偽の報告をしていたとして道路運送車両法違反の罪で略式起訴された。


再発防止策をまとめ、その取り組みを監査する、第三者委員会まで設けたが、2年後にトレーラーの車軸と車輪をつなぐ「ハブ」と呼ばれる部品の欠陥を隠蔽。 人が亡くなる事故までおきたのに認めず隠蔽。 欠陥を認めてリコールしたのが平成16年だ。


この時も、ウソの説明をしていたとして当時の副社長など元幹部らが逮捕されている。


周りから叩かれる中、現場の社員さんたちはなんとか「仕事に誇り」もって真剣に仕事を取り組んできた人が大半だろう。 社員の方たちはおそらく知り合い、家族からもいろいろ言われてだろう。 

それでも頑張ってきて、なんとか10年ドロ水のんで、徐々に信頼が回復して業績も上がってきた最中の不正発覚。 消費者も残念だが、それ以上に働いている社員が「がっかり」しているのではないか?


「不正」を支持した部長がいたそうだが、判断基準を間違っている人を部長にした幹部に責任があるし、モラルよりも業績優勢の風土があるのだろう。


三菱自動車の相川哲郎社長は会見で「誠実に対応する」と言っているが、消費者は当然のことながら、社員にも誠実な対応をしていかないと、「誇りをもって働く人」が少なくなってしまう。

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<誠実な対応はどこまで?>


これは非常に難しい問題だ。 欠陥があるから無償修理というわけにはいかない。 燃費だからだ。今だけでなく、車にのりつづけている限りかかるコストだ。

「信頼やブランド」はプライスレス。 返品受け取るからいいでしょ。では話にならない。 これからのことを考えたら消費者の対応の仕方で復活するか、落ちていくのか?が決まっていくだろう。

燃費改ざんした「5%~10%の上乗せ分」の金額を返しますでは済まされないだろう。 新車に買い替える時に有利な条件での保証など必要ではないか。


会見時の言葉だけではなく、本気の「誠実な対応」を期待したい。


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三菱自動車の相川哲郎社長は会見



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