小池百合子氏の評判は？疑惑の「政治とカネ」問題

東京都知事選に名乗りをあげた小池百合子氏（63）に「政治とカネ」問題の疑惑が浮上している。


前任の2人の都知事がお金問題で辞職しているだけに、印象が悪いのではないか？と心配になってしまう。　


評判を大きく落としかねない「政治とカネ」問題をまとめてみる。　

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・7月上旬に「週間文春」に報じられたのが「2012政治資金パーティーの記載漏れ」だ。


問題となったのは、2012年3月12日と6月25日に小池氏の選挙区内にある都内のホテルで開かれた「Y'sフォーラム」と称される政治資金パーティだ。

政治資金パーティを開催した場合は、収入額と会場代などの支出額を、それぞれ政治資金収支報告書に記載しなければならないが、同年の小池氏の収支報告書の収入欄に、2つのパーティの記載はなく、なぜか支出欄に「会議費」として、パーティの会場代にほぼ合致する金額が記載されていた。


つまり、収入が0円で経費だけが計上されていたということだ。　　「記載漏れがあった」と釈明し、訂正したことを明らかにした。


・「週間ポスト」に報じられたのは「2012年金券ショップ多額の支払い」「2014年の多額の花代」


2012年の総選挙前に金券ショップに「郵送代」として約57万円の支払いが計上。何を購入したかは不明。　小池百合子氏は購入したのは切手で、「大量に買いすぎたために翌年や翌々年はほとんど切手代はかからなかった」と反論。


団体割引がある訳でもないのに、来年や再来年分も購入する？　という疑問は残る。　サラリーマンならまず経費として落ちないだろう。


小池百合子氏も「切手代に57万円分も買うの！？と驚いてしまいますが…。」とコメント。　


そして2014年に「花代」として1年間に約97万円を計上。もし、選挙区内の後援者の葬儀などに花輪を送っていたとすれば、こちらも公職選挙法に抵触する可能性があるが、「現在の選挙区内には出していない」と否定をしている。

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・2000年9月に週間宝石が「秘書給与疑惑」を報じている。

（以下引用）
当時４０代前半だった政策秘書のＮ氏が、月の大半は自らが役員を務める都内の健康食品会社に出勤。秘書としての勤務実態はなく、国支給の年間約１０００万円の給与のうち、Ｎ氏に渡るのは毎月１０万円と伝えた。

「小池氏本人の釈明会見は『（Ｎ氏の）携帯電話の電池がないのか、連絡が取れない』などとシドロモドロ。『給与は全額を渡している』と強弁したものの、支払い方法を聞かれると、『現金を渡していると思う。ただ、私はその作業に携わっていない……』と頼りなかった」（会見に出席したジャーナリスト）

　そもそも政策秘書は特別国家公務員で、民間企業の役員との兼業は禁じられている。この点について、小池氏は「調査した上で事実を明確化し、公表する」と言ったきり。１６年経っても「約束」を果たしていない。



都知事選に出馬表明した小池百合子氏。　マスコミのバッシングの対象になりつつある感を受ける。　「事務所の家賃が安すぎる」疑惑や「パーティーに経費を使いすぎ」疑惑まで、個人的にはそんなことまで突っつくか？　と思ってしまう。　


小池氏も
「政治資金の公私混同は一切ありません。収支報告書の記載の中に私の目が行きとどかないミスや記載漏れがあるかもしれないが、ご指摘いただければキチンと改めます。しかし、ためにする批判、悪意に満ちたネガティブキャンペーンには負けません」
とのこと。


個人的な意見だが、「叩けばホコリ」がでるのは仕方ないと思う。　そんなホコリにばかり過熱報道してもプラスにはならないのではないか。　　大切なのは問題だらけの東京を解決へと導いてくれるリーダーが誰か？　ということだろう。


解決するには、多少「剛腕」も必要なのではないか？　と考えるとネット上で小池百合子氏が人気なのもうなずける。


舛添さんはお金の使い方がひどすぎたが、今度の都知事選は「評判の落とし合い合戦」ではなく、真っ向から政策勝負に重点を置きたいものだ。


限られた「予算」や「時間」や「人」の中で、　何を優先させる人なのか？　見極めたい。




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