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痴漢撃退。「痴漢抑止バッジ」 入手方法は? デザインも募集。募集期間は?  [ニュース]

「痴漢抑止バッジ」が話題を呼んでいる。 1年間痴漢の被害に会っていた女子高生は考案したものだ。 バッジをつけてから痴漢がなくなったという。 痴漢撃退とは意味合いがちがう痴漢抑制バッチ。

通勤・通学で電車を利用する女性、娘を持つ親は是非ともほしい。 どーやったら入手できるのだろうか? 

入手方法を調べてみた。

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電車内での痴漢被害。 被害に遭っても、「恥ずかしい」「大事にしたくない」「犯人がわからない」といった理由から警察に届け出ない被害者は多いそうだ。

警察庁がまとめた「電車内の痴漢撲滅に向けた取組みに関する報告書」(2011年)によれば、「痴漢被害に遭っても警察に通報・相談していない」と答えた人は304人中、271人(89.1%)。

10人に9人が通報や相談を行なっていない計算になる。

ということは2009年のデータだが、電車内での強制わいせつの認知件数は340件。迷惑防止条例違反のうち、痴漢行為の検挙件数は3880件(どちらも全国)。

強制わいせつとは・・・下着の中に手を入れたり、露出した性器を女性の手に擦り付けることなど
迷惑防止条例違反・・・服の上から触る行為

発表された件数の10倍、被害者はでている計算だ。 ということは痴漢行為3万8800件って・・・


「捕まえる」訳ではなく、未然に防げるバッジ! 犯人を刺激せず、なおかつ周囲の目もかんがえながら考案したのが下記のバッジだ。

yjimage[5].jpg
http://techable.jp/archives/000000069.000009958

痴漢行為をしようとた人がこの「痴漢抑止バッジ」を見た事により、躊躇して痴漢行為自体を止めてくれればいいという願いが込められいる。



<入手方法は?>

これからプロジェクトを始動させるので、入手することは出来ないそうだ。 2016年3月に支援者にバッジを配布。 2016年の4月には、電車通学・通勤を始める新入生や新社会人の元に、Stop痴漢バッジを提供していく予定だそうだ。


<「痴漢抑止バッジ」普及プロジェクト”Stop 痴漢バッジ プロジェクトが始動!>


株式会社クラウドワークスと「FAAVO」を運営する株式会社サーチフィールドは、11月11日(水)より「Stop 痴漢バッジ プロジェクト」(代表者:松永弥生)の支援を開始する。

クラウドワークス上で缶バッチのデザインを募集し
「FAAVO」上で缶バッジ製作のための支援金募集を行います。コンテストを経て、缶バッジデザインの最終決定は1月25日(月)を予定。

<流れ>

1、缶バッジのデザインを、「クラウドワークス」で募集。
募集期間:11月11日(水)~11月24日(火)
賞金:1位 5万円 / 2位 3万円 / 3位 1万円 / 特別賞 1万円×2作品
応募方法はURL:https://crowdworks.jp/public/jobs/428687
応募方法:「クラウドワークス」に会員登録の後、上記URLから応募できる。


2、.クラウドファンディングでの支援者募集
募集期間:11月11日(水)~2月5日(金)
リターン品:今回制作した「STOP痴漢バッチ」のデザインコンテスト投票権、「STOP痴漢バッチ」の提供
応募方法:https://faavo.jp/tokyo23/
「FAAVO」に会員登録の後、該当プロプロジェクトページから応募できる
※プロジェクトのページは11月11日から閲覧が可能。

3、バッジデザインを選出
5作品を選出。 公式サイトURL:http://scb.jpn.org/
選出方法:
1)公式サイトに1次審査通過 12作品を公開
2)クラウドファンディングでの支援者が1人1票を投票
3)5作品を採用。
3-1)投票結果で1位~3位を決定
3-2)特別賞はバッジ考案者の母子、特別審査員の浅倉ユキ氏が選考。

1月25日(月) 採用デザイン発表

4、2016年3月より、支援者にバッジ配布を開始

5、2016年4月には、電車通学・通勤を始める新入生や新社会人の元に、Stop痴漢バッジを提供していく予定。

入手できるのは、だいぶ先である。 カジュアルし過ぎないような抑止力のあるデザインを願いたい。  

ただのキャンペーンと化して効力がなくなるからだ。 上記の女子高生がバッチをつけて痴漢が止まったのは「決意の表れ」を感じたからだと思う。

ただ、つければ痴漢に会わないわけではないだろう。 想像したくはないが痴漢する人間にも「免疫」が出来てくる。  

大声や抵抗することが出来ないからバッジで表現!という人が多数いるとかえって標的になる恐れがあるのではないか?  

大事なことはバッジよりも「心構え」ではないか?  ただ、やみくもに意味も伝えず配布するのだけは避けたい。


4番の支援者は意識が高いので、配布してもいいと思うが、後は希望の人だけ! で意味とともに後々渡せばいい。  苦労して手に入れたものでないと大事にしないのが人間だからだ。

まぁ あくまで個人の意見だが。

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<きっかけになった女子高生の手記>

多くの方を動かした手記を紹介していこう。 衝撃的な内容だった。 触られておしまいだけではなく、逃げ道ふさがれて連れていかれる!?  誘拐や監禁罪ではないか。  

しかも完全に狙われているではないか?  

許してはいけないし、なめられてもいけない。

(以下引用)
記者の皆様

高校に入学して電車通学するようになってから、痴漢に遭うようになりました。私は見た目も地味で、特別目を引くようなタイプではありません。それなのに、なぜ自分がこんな目に遭わなければならないのか、今でもわかりません。高校の友人に聞いても、私のように頻繁に痴漢に遭う人がいなくて、自分と周りとの違いは何なのか、なぜ自分がこんなに狙われるのか、どうしたら狙われなくなるのか、ずっと考えていました。

防犯ブザーや、「痴漢です」と音の出るマスコットを持ち歩いたり、同学年の男子生徒に頼んで一緒に帰ってもらったり、様々な工夫をしましたが、どれも効果がなかったり、続けるのが難しいものでした。もうどうすればいいかわかりませんでした。

初めて痴漢に遭ったのは、高校に入学してすぐのことでした。まだ電車通学に慣れていなかった頃、ホームの端の女性専用車に乗らずに普通車両に乗ってしまい、見知らぬ男性にお尻を触られました。車内は満員で、どうする事も出来ずに泣き寝入りしました。最初の頃は、本当にショックで、学校に着くと担任の先生に泣きついてしまう事もありました。

下校時は女性専用車がないので、痴漢に遭うことが多かったです。私をドアに押し付け逃げ道をなくし、降りるはずだった駅を過ぎて知らない場所まで連れて行かれたこともありました。その時はパニック状態で、降りた駅の名前も覚えていません。よく家まで帰れたと思います。そのほかにも、両手でつり革を持ち周囲に気づかれないように股間を押し付けてくる人。やめてくださいと言っても知らん顔で、両手を上げているので周りも無反応。こういうタイプは対処の仕方がわかりません。

そうして一年が過ぎ、段々声を上げられるようになりました。それでも無視するか、「やってないよ!」と言って逃げていく人ばかりでした。これではらちが明かない、今度は勇気を出して痴漢を捕まえてみようと思いました。そして忘れもしない、バッジを作るきっかけとなった事件が起こりました。

(※筆者注:この部分に16行にわたって警察で被害届を出した事件について記述があるが、加害者から本人を特定されないよう、記事掲載の際は省略するように会見で要望があった)

この事件をきっかけに、本格的に痴漢を防ぐ方法を考え始めました。そうして母と考案したのが、「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません」と書いたカードです。こういうものをつけるのは恥ずかしい、と人に思われるとは思いましたが、私自身は恥ずかしくありませんでした。ここまですれば痴漢してくる奴はいないだろう、という自信があったからです。むしろこの程度で痴漢が止むなら安いものだ、と思いました。カードをつけはじめてからは、嘘のように痴漢に遭わなくなりました。見知らぬ人にカードについて声をかけられることもありました。「頑張ってね」と応援してくれた人や、「気を付けてくださいね」と心配してくれた人。もちろん、その逆のパターンもありました。下校中に、同じ学校の生徒が、「痴漢する方も相手を選ぶよな」と背後で話しているのが聞こえました。これはいつか絶対に言われると覚悟していました。自分でもそう思うかもしれない、と思ったからです。でも、実際に言われると傷つきました。「狙われてなければつけなくていいのに」と思いました。そうして、デザインを変えようという話になりました。缶バッジにして、少し見た目を良くしました。デザインを変えることで効果が薄れるかもしれないと不安でしたが、今のところ痴漢には遭っていません。

母がSNSに投稿した事で、このバッジは大きなプロジェクトになりました。正直、大ごとになりすぎて驚いています。このバッジが世間に受け入れられるとは思っていませんでしたし、今も不安です。でも、たくさんの大人が協力して真剣に打ち込んでいるところを目の当たりにして、それだけの価値があると思えましたし、嬉しかったです。このバッジが世の中に広がり、少しでも痴漢の被害者を減らせるよう願っています。

平成27年11月2日

殿岡たか子(※筆者注:仮名)



痴漢の現状を知ってもらう為にキャンペーンはいい事だ。  多くの方に知ってもらうことで助けてくれる人が増えるであろう。 支援もそうだが、電車内でも、女子高生の手記を読んだら男気みせて実際に守ってくれる人たちが増えるのでないか?


女性だけでがんばるより、男性をどれだけ巻き込めるのか?が成功のポイントかもしれない。

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